Cubase8でプロジェクトファイルが突然開かなくなった。ループバックをOFFにしたりしたら一応開けました（因果関係不明）。

Cubase8/Windows10環境で曲を作っていたところ、プロジェクトが開かなくなりました。因果関係は不明ですが、ループバック機能をOFFにしたら開けました。
という記事です。

あらすじ的なもの
Cubase8のプロジェクトファイルが開けなくなってしまいました。
プロジェクトの保存はきちんとしていて、最後にプロジェクトを閉じる時にも普通に動作していたにも関わらずです。

プロジェクトファイルが開けないという不具合は初めてなので結構驚きました。

一応、完成２時間前のバックアップファイルは開けたのですが、完成までもってきたものとは程遠く…。

まぁ色々と思い当たる節はあって、Trilianを２トラック起動したままにしておいたとか、とにかくIvory2などの重いインストゥルメントを無駄に（使わないのに）起動していたとかです。

で、プロジェクトを開く時に、Massiveの読み込みの所で毎回「Cubaseは動作を終了します」というような表示が出て、プロジェクトを開けなくなってしまいました。

それで、

Cubase プロジェクトファイルが開けない時の対処法
http://blog.livedoor.jp/mkomu2002-dtm/archives/20245174.html

このようなブログも見つけたりして色々試したのですが、駄目でした。

いや、ホント久しぶりに焦りましたよ…。

一番安定しているCuabse5でも開いてみようとしたんですが開けなかったのでCubase8が悪いわけではなさそうです（たぶん）。

・一応の解決方法のようなもの
解決方法は、オーディオ・インターフェイスUR22mk2のドライバのループバック機能をOFFにしたら開けました。一応、他は何もしていません。デバイス設定を少しいじって元にもどしたくらいです。

関係あるのか、それともたまたまだったのか、因果関係がちょっと分からないです。
そういえばFlacファイルを2トラック読み込んでいました。いつもと違った点を書き出してみます。

いつもと違った点
・Flacファイルを読み込んでいた（２トラック）

・Trilianの二重起動（２トラック）

・いつもより、様々な種類のインストゥルメントを起動していた。
（Battery4、KONTAKT5×4、Addictive Drums、Massive、Trilian×2、Ivory2Grand、Sylenth1×3、AmpleSound AGM、VOCALOID Editor 4 for Cubase、Sample Tank3、RealLPC×2）

ただしVSTパフォーマンスの使用率は30％程度で動作していました。

ループバック機能との因果関係はよく分かりませんが、一応解決した１つの事例として書いておきます。たまたま開けただけかもしれません。
まぁ普通に考えたら重いトラックを沢山起動してたのが原因だとは思います。

VSTi用のライブラリ音源は完全に別のドライブに分けたほうが良いかもしれません。メモリも24GBじゃ、このくらいの動作をさせるには若干足りないのかな、とも思います。
メモリ16GB×2枚（32GB）をポチらないといけない壁が見えてきたような。

Cubase9は32bitプラグインを切り捨てたことによってCubase8よりも安定しているという話を聞くので、そちらに移行するのも手ですね。

まとめ
今の所、重いVSTの沢山の起動は出来るだけ控えたほうが良さそうです。

また、同じ状況になった方の体験談で『使用しているインストゥルメントを最新バージョンにしたところ問題が解決した』という情報も頂きました。こまめにアップデートを確認するのも大切ですね。

自分の場合は、プロジェクトが開けてから、使っていない重いトラック（テンプレートで置いてあるだけ）はひとまず削除しておきました。

参考になるか分かりませんが、もしかしたら何かの参考になるかもと考え、記事を書きました。
以上になります。

そういえば一昨日のニュースで、NVIDIAのCEOが「ムーアの法則は終わった」と明言されたというのがありましたね。
これからはソフトウェアも軽くしなければいけない時代が再到来するのかな。

「ムーアの法則は終わった」、NVIDIAのCEOが言及
http://eetimes.jp/ee/articles/1706/05/news053.html

原文
Nvidia CEO Says “Moore’s Law Is Dead” | EE Times
http://www.eetimes.com/document.asp?doc_id=1331836

2019年2月4日追記