格安キャプチャーボード【ポー】でなんとか音声と映像をステレオでキャプチャーできたのでメモ

格安キャプチャーボードでなんとか音声と映像をステレオでキャプチャーできたのでメモです。

何がしたかったかというと、
2台パソコンがあるので1台でゲームをプレイし、もう1台でそれをキャプチャーして録画などをしたかったのです。

それに使ったキャプチャーボードがこちらです。

今回使ったキャプチャーデバイス。

Amazonにある格安キャプチャーボード。5千円弱です。

利点

・安い。お手軽に試せる。

欠点

・音声がモノラル…(!)

・音声がモノラル。

画質はそこそこです。普通。

そう、音声がモノラルなんですね。

ということで、このモノラルをステレオにする方法があったので、その手順をまとめました。
3/4日(ほぼ一日)くらい潰れたので、設定を忘れないように書いておきます。

送り側のPCの設定

送る側のPCの再生。HDMI出力をキャプチャーボードに挿しましょう。

システム>ディスプレイ>マルチディスプレイで、「表示画面を複製する」にしておきましょう。

送る側のPCの録音。特に気にする部分はなし。

 

【重要】
再生:
HDMI TO USB (NVIDIA High Definition Audio)に設定。(下記画像参照)
サウンドの設定で「再生」>「HDMI TO USB NVIDIA High Definition Audio」を「既定のデバイス」に設定。

これにより再生デバイスは「HDMI TO USB NVIDIA High Definition Audio」にしておく。

再生デバイスをこれにする。これの音が受け手のPCに送られる。こちらのPCでモニタリングはできないかも。

録音:
Realtek Audioのステレオミキサーは無効にしていて大丈夫だった。特に気にする部分はなし。

 

受け手側のPCの設定

まずソフトウェア関係

以下でステレオにするためのソフトウェアの解説。

 

https://pan2marumie3.hateblo.jp/entry/2021/05/05/135737

やること

・まずVB-Audio Virtual Cableという仮想オーディオデバイスをインストールする
・OBSを起動後にmono-to-stereoという実行ファイルをコマンドで実行する

実行手順だけ1つ1つ説明します。
詳しくは:
http://www.neko.ne.jp/~freewing/hardware/usb_hdmi_video_capture_macrosilicon_ms2109_fix_audio_mono_96khz/

こちらを参照してください。こちらを参考にしました。

・まずVB-Audio Virtual Cableという仮想オーディオデバイスをインストールする

https://vb-audio.com/Cable/
ここからWindowsの最新版をインストールしてください。以上です。
そうすると音声デバイスに「VB-Audio Virtual Cable」が出るようになります。
これが、mono-to-stereoでモノラル音声をステレオにするときのつなぎ役のようになっているようです。

 

それをインストールしたら、音声設定です。

 

OBSの音声の設定

受け手(配信する側)のOBS音声設定

映像キャプチャーデバイスはこんな感じで追加。音声はミュート。

音声入力キャプチャの設定。ここにCABLE Output(VB-Audio Virtual Cable)を設定する。

映像キャプチャーデバイスのプロパティの設定。 音声のみをキャプチャにして、カスタム音声でデバイスでデジタルオーディオインターフェイス(キャプチャーボードの音声)を選択。

音声入力キャプチャーボードのプロパティ。CABLE Outpt (VB-Audio Virtual Cable)を選択。

オーディオの詳細プロパティの設定。音声キャプチャデバイスの部分だけ「モニターと出力」にして、それ以外はモニターオフ。

 

音声設定は以下のようにしました。

受信側の音声設定。Realtek High Definition Audio。

受信側のサウンドの再生設定。Realtek High Definition Audioを規定のデバイスにしてパソコンのイヤフォンジャックから音声確認した。

サウンドの録音の設定。キャプチャーボードを既定のデバイスに設定した。CABLE Outputも入っていて準備完了になっていることが分かる。

 

さて、いよいよ配信です。

・OBSを起動後にmono-to-stereoという実行ファイルをコマンドで実行する
これは

https://github.com/FREEWING-JP/mono-to-stereo/releases

ここから、リリース版の mono-to-stereo-0.52jp-64bit.zip
というファイルをダウンロードして解凍します。その中にある
「mono-to-stereo.exe」
を Dドライブの直下に置きます。場所はどこでも良いと思いますが、アクセスしやすいDドライブ直下にしました。
Cドライブ直下は権限の関係で置けませんでした。

【この先は上の準備をすべて済ませてOSBを起動して行って下さい。】

そして、Windows Power Shellを起動します。
Dドライブに行きたいので
d:
と打って下さい。

その後に
.\mono-to-stereo.exe --in-device "デジタル オーディオ インターフェイス (4- MiraBox Capture)" --out-device "CABLE Input (VB-Audio Virtual Cable)"

と打ちます。
デジタルオーディオインターフェイス、というあたりの部分がキャプチャーボードの名前、
CABLE Input (VB-Audio Virtual Cable)という部分が今回インストールした仮想オーディオデバイスの名前です。
これを調べるには

.\mono-to-stereo.exe --list-devices

と打つと、デバイス名が出てくるので、自身の環境に当てはめてみて下さい。

 

【まとめ】

送信側:

・送信側の再生デバイスをHDMIのものにする
・サウンドの再生設定画面で「HDMIが既定のデバイス」になっているか確認

受信側:
・ソフトウェアと仮想デバイスを入れる

・受信側(OBSで配信する方)のOBSの設定をする

・Windows Power ShellでOBS起動後にコマンドを実行する

以上です。何かの参考になれば幸いです。メモしておかないと絶対忘れるのでメモをしておきました。走り書きですが、ヒントになれば幸いです。

 

今回の製品です。

5千円弱で買えるのですが、こんなに大変ならちゃんとした機材を1万2万くらい出して買った方が良いと思いました。

この製品はデフォルトがモノラルなのを有志のソフトウェアでなんとかステレオにしていますからね。

ステレオにするためのコマンドも毎回打つ必要があります。

キャプチャーボードはこの価格帯はおそらくほぼこの仕様です。(音声がモノラルになっている)

コマンドのスクリプトも落ちることもあるので、やはりきちんとしたものを買ったほうが良いです、と自戒の意味を込めて記述しておきたいと思います。

実行ファイルをしばらく動かしているとエラーになる。

 

※リンクはアマゾンアソシエイトリンクを使用しています。

 

(こちらの記事は動作を保証するものではありません。
プログラムの実行や設定、インストール等は自己責任でお願いします)