CDの次の規格・ブルーレイオーディオのソフトまとめ:相対性理論、FF、ビル・エヴァンス等

写真提供:ぱくたそ

早い人はもう目をつけているハイレゾ形式のブルーレイミュージック、通称BDM。
ビル・エヴァンスや相対性理論などの高音質が手に入る。
ブルーレイ再生環境さえあれば手軽にハイレゾ環境が整う。

また、ポータブルデバイスでも楽しめるようにしている(mp3も同時収録、ダウンロードチケット同梱など)ものもかなり多い。しかもCDと同程度の価格だ。

BDMとはBlu-ray Disc Musicの略であり、ブルーレイがあれば再生することのできるハイレゾ規格Blu-ray disc Audio形式のソフトのことだ。

前のブログでも書いたが、ヨーロッパでは好成績での成功を収めている。

CDが売れない本当の原因はすべてSONYにあるという話

自宅のPS3,PS4でも再生できる。

良さ気なソフトが既にかなり出ているのでまとめてみた。

・「ビフォアーメテオ:ファイナルファンタジーXIV」

Before Meteor:FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack【映像付サントラ/Blu-ray Disc Music】

このサウンドトラックは、今までのサントラCDとは全く違う。メディア自体がCDではなく、ブルーレイディスクにハイレゾで収録されている「BDM(ブルーレイミュージック)」だ。収録音源の音質は96kHz/24bitのハイレゾ。ゲーム中で使われているBGMを網羅していて、収録曲は全104曲、収録時間は6時間を超える。
引用:ゲーム音楽のサントラがすごいことに! BDMで発売「ビフォアーメテオ:ファイナルファンタジーXIV」
http://www.pc-audio-fan.com/regular/g-audio-web-editroom/20130819_47380/

なんと6時間のハイレゾである。

 

以下、名盤や洋楽・J-POPなど。

・Waltz for Debby – ビル・エヴァンス

ワルツ・フォー・デビイ

Jazzピアノ界のトップに君臨するビル・エヴァンスの奇跡の名盤である。
ライブ録音を嫌った彼がこだわって残したライブ・アルバム作品の一つだ。
店内の環境音までもが音楽の一部のように聞こえてくる珠玉の一枚。
これ一枚で無人島で生活出来るレベルの作品だ。(いや、そのくらいすごいですよ。)

・Nevermind – Nirvana(ニルヴァーナ)


ネヴァーマインド

言わずと知れた、アメリカ合衆国のバンドNirvanaのプラチナ・アルバム。
全世界で4000万枚を売り上げた。
グランジ、オルタナティブ・ロック好きなら誰しもが通る道。

In Utero – 20th Anniversary Remaster

 

 

・ベートーヴェン:交響曲第9番

 

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》 小澤征爾

 

クラシックもかなりの種類がある。
こちらはおなじみベートーヴェン交響曲第9番、小澤征爾さんの指揮。

 

・天声ジングル – 相対性理論

相対性理論
天声ジングル(Blu-ray Disc BDM)

相対性理論も発見。
タイトル通り、「天声(天性)」の美しい声を持つ、やくしまるえつこの美声がBDMで楽しめる。

・ファイナルファンタジーオーケストラアルバム

FINAL FANTASY ORCHESTRAL ALBUM【Blu-ray】(初回生産限定盤)

FFの25周年オーケストラ版もBDM(Blu-ray Disc Music)で楽しめる。
シリーズ全作の音楽をオーケストラ高音質で聴ける。
ざっと探してみたが、特にスクエア・エニックスはBDMに力を入れている印象だ。
オーケストラやジャズの名盤も多い。

相対性理論のように、音にこだわるアーティストもBDMを選んでいる。


2017年11月追記

最近では、ハイレゾ音源配信サイトの「e-onkyo music」も利用している。

曲にもよるが、購入時にWavファイルかFlacファイルかを選べる。

Flacというのは、データを圧縮しているが元に戻すことが出来るタイプの圧縮方式だ。
Wavはデータそのまま、原音になる。

基本的にはどちらでも問題ないが、僕は、必要ならFlacに変換もできるので、Wavでデータを購入している。

e-onkyo music
https://www.e-onkyo.com/music/

宇多田ヒカルや上原ひろみなどのトップアーティストがいたり、けいおんやアイドルマスターなどの幅広いジャンルもあるのでおススメだ。

ハイレゾというと、クラシックやジャズを思い浮かべるかもしれないが、「色んな音が詰め込まれて入っている」ようなアニソンやアイドルソングにハイレゾは合っていると感じる。
1つの波形に、複数の楽器と声を入れなければいけないのだから、高解像度が求められる。

ハイレゾ音源を聴いてみると、少し大げさに言えば、1つ1つの楽器がそれぞれクリアなCD音質で聴けるような、そんな印象を受けた。

ジャズについてもまとめたのでこちらもどうぞ。

ジャズの名盤のブルーレイオーディオが軒並み約1000円という異常事態が発生しているのでブログにまとめました

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