きくおさん-初音ミク / 『さかさまうちゅう』のメイキング、作曲作業動画まとめ(約4時間)

自分用メモです。


①【初音ミク】さかさまうちゅう【メイキングHangouts on airVol.1on Google+Project】


②【初音ミク】さかさまうちゅう【メイキングHangouts on airVol.2on Google+Project】


③【初音ミク】さかさまうちゅう【メイキングHangouts on airVol.3on Google+Project】


④【初音ミク】さかさまうちゅう【メイキングHangouts on airVol.4on Google+Project】

ここで完成


 


⑤(感想など)
【初音ミク】さかさまうちゅう【メイキングHangouts on airVol.5on Google+Project】


【初音ミク】さかさまうちゅう【オリジナル曲】(feat. Google+ Project)

 


動画をすべて見て思うこと。2017-01-17

僕は鍵盤で録音派です。マウスで作曲する人はどうやってるんだろう、多分大変なはずだよな、くらいにしか思っていませんでした。動画を見てみたら、逆にこっちのほうが楽しいんじゃないか、と思ったくらい、色々と衝撃的でした。

マウスのみで打ち込むという作曲は作り込む要素がとてもあると感じました。
思えば、自分でもこういうふうに1つ1つのノートをマウスで打ち込むこともごくたまにあって、その時は自分の予想しない音が出て楽しかったことを思い出しました。
僕は鍵盤で即興演奏して出る音をリアルタイム録音して作曲します。多分そういう人はかなり多いんじゃないでしょうか。きくおさんはマウスのみで打ち込んで、DTMから出る音を即興的に楽しみながら作曲しているようで、それはDAW自体を即興楽器として扱っているように感じました。だから作曲方法として即興という意味では根本は同じかもしれない。逆にリアルタイム録音作曲のほうが、自分の手癖に縛られたり、作り込む要素がでなくなってしまって作曲の幅が狭くなるんじゃないかとさえ思いました。

CubaseではAltキーを押しっぱなしにしたままノートをドラッグ&ドロップすると、ノートが複製出来ます。(環境設定から変更も可能?)
これは複数ノート単位でも可能です。きくおさんはこの技を多用していました。自分はこの方法はすっかり忘れていたので、マウスで作曲する場合には必須だと思いました。
とにもかくにも、約2日間くらいで一気にこの4時間に及ぶ動画を見てかなり衝撃を受けていて、今はそれをどう活かしていけるか考えているところです。

作曲というもののアプローチや、音作りのセンスや選び方、フレーズ作りのセンス、曲全体を構成するセンス、そして一番印象的だったのは「音を埋める」という考え方や具体策、高揚感を出す方法、そして様々な裏技、プラグインの使い方など、そして何より、作曲に対するモチベーションなど、とにかくすべてが勉強になります。作詞についてもそうです。そもそも、「どうやるか」ではなく「なぜそうやるか」が分かるのがこの作業動画の勉強になるところです。きくおさんが、作業中に考えていることを出来る限り口に出して細かく説明してくれています。

この動画を見て最初に思ったのは、この動画を見ていなかったら10年くらい無為に過ごすことになっていたかもしれないということです。おそらく自分がこの先10年かかって体得できるかもしれなかったことを4時間で見てしまった感覚です。10年でも無理かもしれない。
RPGに例えると、レベルが30か40くらい一気に上がる感じです。(もちろん見ただけでは上がってませんが…。^^; )
自分の中では0が1になった気分です。

あまりに衝撃的で言葉が追いついていませんが、今はそういう気分です。

ミスミさんのツイートと、きくおさんに感謝です。

繰り返して何度も見てみようと思います。